SEOに強い中古ドメインの見極め方を暴露。取得方法と効果的な使い方

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Googleのアルゴリズム変更に伴い、「コンテンツ・イズ・キング」と声高に叫ばれる昨今。

以前よりは少なくなりましたが、今でもSEO効果を狙って中古ドメインを購入するアフィリエイターは多いです。

今回は、

中古ドメインってどう選べばいいの?そもそもSEO効果ってあるの?

という疑問にお答えします。

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中古ドメインとは

中古ドメイン(オールドドメイン)とは、ドメイン更新切れやサイト閉鎖によって、以前のドメイン所有者が所有権を放棄したドメインの事です。

以前運営されていたサイトの被リンクを受け継ぐことを目的として、サイト作成に利用されます。

中古ドメインはSEO効果があるのか?

中古ドメインのSEO効果については色々と議論がなされています。

以下は、Googleの見解です。

Google understands when domains change ownership so it won’t necessarily rank for the queries it used to rank pre change of ownership.

参考:Webmaster Central Help Forum

要するに、

ドメイン所有者が変わった時点で評価リセットしてんだよ、
中古ドメイン勢乙。

という意味です。

しかし、これはあくまでGoogleの理想論です。

Googleとしてはランキング操作を目的としたスパム行為を根絶したいので、仮に中古ドメインの評価を引き継いでしまっているケースがあったとしても、それを認めることはしないでしょう。

そのため、実際に完全に評価がリセットされているのかどうかは不明です。

中古ドメインのSEO効果は、あるかもしれないし、無いかもしれない、というのが正直なところです。

中古ドメインを購入する際は、金ドブを覚悟しておく必要があります。

中古ドメインの取得方法

中古ドメインは「更新切れしたドメイン」なので、誰でも取得することができます。

中古ドメインの取得方法は、以下の2通りです。

  • 自分で中古ドメインを探して買う。
  • 中古ドメイン販売業者から買う。

結論から言うと、自分で探して買うのはかなり時間がかかるので、中古ドメイン販売業者から買った方がいいです。

自分で中古ドメインを探して買う方法

自分で中古ドメインを探してみたいという方のために、中古ドメインの探し方を紹介しておきます。

無料ツールを活用した中古ドメインの探し方

Expired Domainsという期限切れドメイン一覧サイトがあるので、ここから中古ドメインを探します。

中古ドメインを精査する際は、Ahrefsや、Link Explorerなどの被リンクチェックツールを使います。

Link Explorerは無料簡易版があるので、まずはそれを試してみてください。

また、Wayback Machineを使えば、そのドメインが過去にどのようなサイトだったのかを調べることができます。

購入したい中古ドメインが決まったら、ドメイン管理会社で該当のドメインを取得します。

自分で中古ドメイン探すと時間がかかる

先ほども言いましたが、自分で中古ドメインを探すと非常に時間がかかります。

時間がもったいなく面倒な作業なので、お金がかかっても中古ドメイン販売業者を利用した方がいいです。

中古ドメイン販売業者から買う方法

アクセス中古ドメインなどの販売業者から中古ドメインを買う場合は、リストの中から中古ドメインを選定します。

ここ以外の業者でも全然OKですが、役に立たないカスドメインを高値で売ってるような詐欺サイトもあるので注意してください。特にオークション形式のところは要注意です。明らかに詐欺行為ですが、自社内のサクラが価格を釣り上げている可能性があります。

中古ドメインの選び方

業者から中古ドメインを購入する際の、中古ドメイン選びのコツを紹介します。

中古ドメイン精査用にAhrefsを導入する

中古ドメイン精査用に、できればAhrefs(エイチレフス)を導入した方がいいです。

まぁ無くても中古ドメインを買えないことはないですが、あった方がハズレを引く確率が下がります。

Ahrefsは7日間7ドルで有償トライアルできるので、まだ使った事がなければ試してみてください。

ちなみに、afbに登録していればAhrefsを10%割引で利用できます。(正確には、毎月利用料金の10%がキャッシュバックされます。)

Link Explorerは無料簡易版があるので、まずはそっちを使うのでもOKです。

作成予定サイトのカテゴリに近い中古ドメインを選ぶ

中古ドメインを購入する際は、これから作成予定のサイトカテゴリに近い中古ドメインを選んでください。

たとえば、クレジットカード関連のサイトを作成する場合は、以前にクレジットカード関連のサイトが運営されていた中古ドメインを選びます。

さらに言えば、旧サイトへの被リンクのアンカーテキストに「クレジットカード」というキーワードが入っていると尚良しです。

スパムリンクの少ない中古ドメインを選ぶ

中古ドメインを選ぶ際は、バックリンク数だけでなく、スパムリンクの有無についても注目してください。

旧サイトがアフィリエイトサイトだった場合、カスみたいなスパムリンクでドメインが穢されている危険性があるからです。

あまりにも多くの被リンクを持つドメインの場合は、注意してよく調べてください。

ケチって値段の安い中古ドメインを買わない

ケチって安い中古ドメインを買うのであれば、買わない方がいいです。

高額で無価値な中古ドメインはありますが、低価格で高価値な中古ドメインはありません。

数千円のドメインを買っても、ほとんど意味ないです。予算にもよりますが、品質を担保できる最低ラインは1万円です。

それ以上の金額を出せないという方は、中古ドメインに手を出さない方がいいです。

目を付けた中古ドメインは即買いする

当たり前ですが、中古ドメインは一点モノです。

「これいいかも」と思っていたドメインが、数日後に売り切れてしまっているケースも多いです。

後悔しないためにも、目を付けた中古ドメインは即買いした方がいいです。

中古ドメインのリスク・デメリット

中古ドメインのリスク・デメリットとして考えられるのは、以下の2点です。

全然効果がない高額中古ドメインを買ってしまった

中古ドメイン業者で販売されている中古ドメインが、必ずしもSEO効果があるとは限りません。

高額で買った中古ドメインなのに全く効果がなかった、というケースも全然あります。

中古ドメインの価格はピンキリですが、50万円くらいする中古ドメインもあります。

高額の中古ドメインを買う際は、よく考えてから買うようにしてください。

以前のサイトがペナルティを受けていた

効果がないだけならまだしも、逆にマイナスとなるケースもあります。

中古ドメインのなかには、サイトがペナルティを受けた際に放棄されたドメインもあるからです。

Googleの見解によれば、ドメイン所有者が変わった際にペナルティを引き継ぐことはない事になるのですが、万が一引きついてしまった場合は最悪です。

できるだけ、スパムリンクの少ない中古ドメインを買うようにしてください。