副業報酬の振込先ですが、適当にいつも使う銀行を設定していませんか?

と思ったことがある人は、要注意です。
副業サイトでは、銀行によって振込手数料が異なるので、よく確認しないと実際に受け取る金額が大きく減額します。
今回は、振込手数料で損をしないための方法を紹介します。
副業では、報酬支払先に指定する銀行口座が超重要
副業をするためには、振込先の口座を設定する必要があります。すぐに必要というわけではありませんが、銀行口座が無いと報酬を受け取ることができません。
報酬を受け取るだけならどの銀行口座でもOKなのですが、本格的に副業するのであれば、手数料の安い銀行口座を選ぶ必要があります。
報酬の振込手数料が安い銀行口座を利用する
以下は、主な副業サイトの銀行別の振込手数料です。
銀行口座によって、報酬の振込手数料が異なります。
サイト名 | 振込手数料 | |
---|---|---|
最安 | 通常 | |
CrowdWorks | 楽天銀行 |
他行:500円 |
ランサーズ | 楽天銀行 |
他行:500円 |
シュフティ | – | 一律:540円 |
ラクマ | 楽天銀行 1万円以上の振込申請時 |
他行:210円 |
マクロミル | – | 一律:無料 |
D style web | ジャパンネット:無料 | 他行:不可 |
例えば、CrowdWorksの振込手数料ですが、振込先が楽天銀行の場合は100円ですが、その他の銀行の場合は500円もかかります。
たかだか400円の損かもしれませんが、1年を通して見ると
400円×12か月=4,800円の損
をしていることになります。
ライティング1案件あたりの報酬を約2,000円と考えると、約2.5記事分をタダ働きしている事になります。
銀行の口座開設は無料なので、面倒でも今すぐ振込手数料の安い銀行口座を開設してください。
ATMの出金手数料が安い、もしくは出金手数料無料のネットバンクを利用する
銀行口座を選ぶ際には、振込手数料以外にも出金手数料も参考にしてください。
いくら振込手数料が安くても、出金手数料が高いと結果として安く利用することはできません。ATMの出金手数料が低い銀行や、出金手数料が無料であることが多いネットバンクを利用することをおすすめします。
ただ、カードを多用する人ならそこまで気にしなくてもいいでしょう。出金手数料はあくまでもお金を引き出す際の手数料ですので、お金を引き出す必要のないカード決算を多用すれば支払う必要がなくなります。場合によっては、年会費無料のカードを作るのもいいかもしれません。
そもそもネットバンクとは?メガバンクや地方銀行との違いを解説
ネットバンクとは「インターネット上で取引のできる銀行サービス」の事です。近年では有名になってきていますが、「ネットでできる銀行口座」ということだけを漠然とでしか知らない人も多いのではないでしょうか?
振込先の銀行口座を選ぶためにも、ネットバンクについて知っておく必要があるでしょう。
コンビニや他の銀行のATMでお金を引き出すことができる
ネットバンクには特定の支店という物がありません。ネット上で取引をするため、支店は必要ないのです。
そのため、ネットバンクからお金を引き出す際は、コンビニや他の銀行のATMからお金を引き出すことになります。
ただし、どのATMからも引き出すことはできますが、どの銀行も支店ではありませんので手数料が必要になりがちです。
手数料は支店が無いネットバンクの欠点といえますが、逆にいえばどのATMでも同じなため、引き出すATMを選ぶ必要が無いともいえるかもしれません。
振込手数料、出金手数料が、一か月に数回ほど無料になるプランがある
ネットバンクによっては、出金手数料無料などの特典があることもあります。
地方銀行などを使う場合、他の銀行から出金や営業時間外の出金だと手数料が必要になることもあります。大体100円程度の出費ではありますが、こまめに出金する人にとっては微妙な痛手となるでしょう。何より、余計な出費はあって嬉しいものではありません。
ですが、ネットバンクでは出金手数料が一か月数回無料などのプランがあり、上手く使うことで出金手数料を無くすことができるのです。
他にも、振込手数料が無料になったり、ポイントが付いたりなど、様々な特典が付くこともあります。
すべてのネットバンクで同様の特典があるわけではありませんが、ネットバンクを選ぶ基準にしてはいかがでしょうか?
通帳がない(取引履歴などは、ネット上で確認する必要がある)
ネットバンクには通帳がありません。というのも、残金や振込履歴などはすべてネットで確認することができるからです。
地方銀行などとは違い、ネットバンクは支店という物がありません。そのため、支店へ出向いて通帳の記載ができないのです。
その代わりに、ネットバンクではすべてがネット上で確認できるようになっています。専用のぺージにアクセスをすれば取引履歴が確認できるだけではなく、プリントアウトして通帳の代わりに所持することも可能です。
忙しくて記帳する暇が無かったり、深夜に確認したいときなど、ネットで調べられるのはとても助かります。
人によっては通帳の方が見やすく使いやすいという人もいますが、ネットバンクはどこでも口座情報を確認することができるのが強みと言えます。
ネットバンクの口座の作り方
実際にネットバンクを作るにはどうしたらいいのでしょうか?ネットバンクには支店がありませんので、支店で口座を開設することはできません。
口座開設の手順は以下の通りです。
口座開設の手順
- 希望するネットバンクのサイトにアクセス
- 口座開設を選択し、本人証明と必要な情報を記入する
- 1~2週間後にキャッシュカードとログインパスワードが郵送される
- 郵送されたパスワードでログインし、マイページを確認する
ネットバンクによって多少異なりますが、基本的に公式サイトで必要事項を記入すれば口座を作ることができます。また、必要事項の他にも免許証などの本人証明書も必要になります。本人証明書びコピーをネットバンク運営会社に郵送するか、本人証明書を撮影した画像を口座開設時に送信することで本人確認は完了です。口座開設に必要となる印鑑は必要ありません。
自宅で簡単にネット口座を開設できますので、報酬の支払い先だけのために開設しても良いでしょう。
ただし、ネットバンクは審査が厳しいです。支店で質疑応答するのは違い、ネット越しではわからない部分も多くあります。そのため、地方銀行などと比べると審査は厳しくなってしまうのです。ブラックリスト入りや借金持ちはもちろん、収入の無い無職も審査が通りにくくなります。
ネットバンクによっては審査が通らないこともありますので、その場合は別のネットバンクを申請するようにしましょう。